先日、けっこう唐突に産業医大バレーボール部の後輩2人から、私が2年ほど在籍した産婦人科医局の後輩にもあたるのですが、クリニック宛に電話があり、鎌倉市での国際学会に来ているので一緒にご飯を食べに行くお誘いを受けました。
後輩の一人は今は米国に留学、もう一人は周産期センターで活躍されているとても秀悦な医師になられています。
卒業して医局を離れて30年くらい経ちますので、こうして先輩として慕っていただけるのはとても光栄です。周産期センターでは、日々重症の妊婦さんが運ばれてきますので、北九州市域の最前線で対峙し母体と胎児の命を救う砦となって心血を注いでくれることは、素晴らしく頼もしい限りです。
私も横浜市、川崎市の聖マリアンナ医大の周産期センターに在籍した当時は、何人かの命を救ったこともありますが、やりがいがある反面、責任は重い仕事です。
漫画「コウノトリ」でも脚光を浴びたりしましたが、その現場をずっと支えている後輩の姿勢には、とても心強く率直に嬉しく思いました。
バレーボール部と産婦人科医局の昔話をしつつ、もう一人若く元気な元テニス部の先生も加わり、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとう。そして学会でのご発表お疲れ様でした。

大学の医局というと、ドラマ「白い巨塔」が有名です。
これも私たちの世代は、出世競争のようなところもあって教授を目指して、仁義なき戦いすらありました。
最近は、若い医師の医局離れが甚だしく、それは大学病院という教育施設としての機能、地域医療の核としての役割を低下させてしまう心配な傾向です。
そんな時勢に、大学病院、医局を盛り立て、さらに若い世代の医師や医学生の鑑となる後輩たちを、尊敬するばかりです。
私は、産業医大の医局を離れたことで、不育症、不妊治療、体外受精という分野を勉強することができました。
分野こそ違えど同じ産婦人科医師として、後輩たちに負けないように私にできる医療を切磋琢磨してまいります。
朋あり、遠方より来たる。亦楽しからずや。