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夏場所 優勝は若隆景

大相撲の本場所は奇数月に行われますが、5月場所を夏場所と言います。
旧暦ではもう夏なのですね。藤沢市でも汗ばむ日が増えました。

横綱大の里と大関安青錦は怪我で初日から休場。
横綱豊昇龍は、初日に小結高安との取組みで怪我して休場。その高安も休場。
大関の琴桜は、上位不在なのに負け越し。さらに腰を痛めて休場。波乱の場所でした。

混戦の場所も面白く、千秋楽を前に優勝の可能性がある力士が7名。
私が大好きな若隆景が4年ぶりに優勝しました。大怪我からの復活。嬉しいですね。

怪我の力士が増えたのは、稽古不足とか巡業の過密日程とか言われますが、いちばんの要因は「ガチンコ」の取組みが増えたことだと思われます。
以前の大相撲は、予め勝敗を調整しておく「注射」が多かったと言われてます。
そうすると、その取組みは無難な取り口で大きな怪我を避けられます。

ちなみに北の湖、若貴やモンゴル勢は、「ガチンコ」です。
「ガチンコ」と「注射」の争いは、貴乃花親方や白鵬の宮城野親方が相撲協会を去った遠因とも言われています。

大相撲は興行ですから、いわゆる一般のスポーツや、アマチュアの相撲大会とは一線を画します。
力士が揃わないと成り立ちませんから、多少は寛容であっても良いとは思います。

また、大相撲は神事でもあり、土俵に女性が上がることが禁じられ、ときどき波紋をよびます。
故人の北の湖理事長が「そういう世界が日本に一つくらいあっても良いのではないか」と仰ったのには賛成です。
おおらかな日本の文化として楽しめれば良いですね。

そう考えると、私の毎日の取組み、不妊治療は正しい意味の「注射」を使った「ガチンコ」の勝負です。

注釈;ガチンコとは真剣勝負のこと。ガチンとぶつかる擬音に由来。
   注射とは八百長相撲のこと。注射を打つと楽になる、転じて楽に勝つという意味。