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原爆の日に思うこと

8月6日、9日は広島市、長崎市の、原爆の日でした。
私は大学生を北九州市で過ごしたこともあり、両地の資料館を訪れる機会があり、若い頃より深く考えさせられました。

1945年8月9日は、北九州市は曇りでした。
日本海側の北九州市は1年を通して雨が非常に多い地域です。北九州市は筑豊炭田に近く、鉄鋼業が盛んでしたが、それに併せて軍需工業が盛んでした。
そのためアメリカ軍の原爆投下目標は、北九州市だったのです。
しかし、曇天のために、第二目標の長崎市に投下されたのでした。

私の義父母は命を落とさずに済みました。家系が保たれたのでした。
いま、ここ藤沢市に私の子供たちが存在するのは奇跡だったのかもしれません。

第二次世界大戦での戦勝国は、アメリカ、ソ連、イギリス、フランスです。そして日中戦争はポツダム宣言で終焉しましたので、形としては中国も戦勝国です。

この5カ国は、国連の常任理事国であり、核保有国です。
日本、ドイツ、イタリアは、どれほど復興し経済発展しても、戦後80年を経て敗戦国のままなのです。
そして核兵器を持っていません。

広島、長崎市の平和祈念式典では、核兵器による脅しで世界平和の均衡を保つことが無いよう、呼びかけられていました。
実際には、新たな核保有国も増え、緊張状態は以前より増しています。

日本が堅持してきた非核三原則も、時代の趨勢に適さなくなってきました。
単に核兵器廃絶を叫ぶだけでは解決しないフェーズで、日本として綺麗ごと、理想論だけでは無く、現実的な対応が望まれます。

もう20年ほど前に、自民党の中川昭一政調会長(故人 のちに泥酔記者会見した財務大臣)が、核保有について議論を始めるべく質問主意書を出してます。当時は批判に晒されましたが、ある意味時代を先取りした先見であったように思えます。

私どもの不妊治療で誕生したお子さんたちが戦争に巻き込まれないよう、平和を願うばかりです。