私がGWに藤沢市を離れ少々浮かれて旅に出ていた頃、とても悲しい事故が起こりました。
新潟県の高校で、部活の遠征に向かう途中、バスが自損事故を起こし、高校生が亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。
ご家族の方にはお悔やみを申しあげます。
3月の辺野古の事故に続いて、老爺が招いた事故です。
こうした事故のニュースのたびに、私は先の戦争に想いが巡ります。
小国の日本が、米国を含めた連合国と対峙する太平洋戦争だけでなく、中国との日中戦争という2つの戦争を同時に仕掛けるという暴挙に出たのです。
まさに、ジジイが決めて、オヤジが威張って、若者が死ぬ、戦争でした。
未だに、この国は老害から抜け出せないのです。
そういう点では、今のアメリカ、トランプ大統領の姿勢にも少し通ずるのかもしれませんが。
話を戻しますと、部活の遠征は費用が掛かるし、それを安く済ませたいとする思いは分からなくないですが、そもそも安全を犠牲にすべきものでは無いことは当然です。
子どもたちの命を守ってあげるのは、大人の使命の筈です。
さらに見苦しいのは、バス会社と学校が責任を押し付けあっていることです。
5月5日は、子どもたちが「背くらべ」する日でしたが、大人が「人のせい、くらべ」しているのは、見ていて情け無いです。
いつから日本では、何事も「人のせい」にするようになったのか。
1988年のリクルートコスモス未公開株を政治家が受け取り、秘書のせい、妻のせい、にしたのが思い出されます。
いつしか、責任を逃れる文化が蔓延ったわけです。
漢気(おとこぎ)であったり、大和魂であったり、古き良き時代の日本には戻らないのでしょうか。
私は、日々患者さんの診療に勤しみますが、少なくとも自分が施した医療には、責任を持ち続けたいと、常々思っています。
そして、不妊治療の結果が良いときは一緒に喜び、上手くいかなかった時には一緒に憂い、知見を得て経験を重ねています。もちろん老害になる前には去ります。