焼けつく太陽が去り、傾く日差し。日暮れが少し早まります。
晩夏。
心なしか寂しく感傷的な季節です。
大学生のころ、遠く離れた地の大切な人と・・・。
9月1日でした。
一緒に出掛けた河口湖畔の野外コンサート。夕暮れに岡村孝子さんの透き通る声が、数々の名曲を私たちと1万人の心に響かせます。
いちど医師への道を諦めた私が、もういちど気持ちを奮い立たせ夢を叶えられたのも、その人の存在でした。
九州へ旅立って1年後の再会。距離は離れたけど、気持ちは少しだけ縮められたのでした。
「夢をあきらめないで🎵」は、頼りない女性が素敵な男性に失恋しつつも、その夢を応援し想い続ける素敵な唄です。
けれども私たちはその逆で、もう少し私がしっかりとした大人だったら、と悔やまれます。若かりし時期は圧倒的に男子の方が子どもです。

コンサートのあと、湖畔をひと回りドライブし小田原駅で見送り、ふたりは別れます。
私は巡り逢えた運命に感謝しつつ、寂しさに涙しながら車を走らせ北九州へ戻りました。
そしてそれぞれの路を歩みます。
晩夏は別れの季節でした。
先日、NHKの歌番組に、岡村孝子さんが白血病が緩解して初めて出演しました。唄声が懐かしいなあ。
私のところに訪れる不妊治療の皆さんにも、それぞれ恋愛のドラマがあったのでしょう。
なので、人生っていっぱいいろんな経験ができるから、私の子どもを含めて、若い世代には、携帯スマホ、ゲームやSNSに閉じこもっていないで、人と接して恋することを推奨しています。
3年後にふたりは再会し続編が始まったのでした。「山あり谷あり🎵」これも岡村孝子さんの曲のタイトルです。