各地で初雪の便り、さらには大雪のニュースです。寒冷地の皆さまにお見舞い申し上げます。
このところ毎日のように、各地でクマの出没が絶えません。
今から20年くらい前に、世界遺産に指定された知床で里に降りて来るクマが現れて、山に追い返せず駆除する番組を観ました。とても可哀想で、当時は珍しいことだったのです。
今年はもう異常な状態です。
いろいろな原因があるようですが、山から溢れるほどクマの総数が増えていることは間違いないようです。
クマは少子化とは無縁なのですね。
母クマが子クマを連れて守る姿は、種を守り子孫を絶やさないという動物的本能に依るのでしょうか。
子どもを大切に育てることは後世へ生命を繋ぐ鍵なのかもしれません。
一方で、日本国内でも九州にはクマはいません。絶滅したそうです。
あ、一頭だけ。くまモンは例外です。
四国でも20頭ほどで増えず、地域としてほとんど生息していないそうです。
こちらは環境的要因とも言われています。
こうした動物の生態を考察することが、もしかすると私たち人間の少子化、ヒトという生物が絶滅に向かっている状況を解決するきっかけになるかもしれません。
ひとまず冬を迎えて、クマにはゆっくりお休みいただき、人への被害が収まるのを望みたいですね。