menu
シャボン
シャボン
お知らせ一覧

原油が無いなら石炭で

イスラエルとアメリカのイラン侵攻から1ヶ月が過ぎました。
ペルシア湾のホルムズ海峡は閉鎖されたまま、戦争の終結も見えません。
海には機雷が撒かれ、タンカーが安全に通行できるのはさらに先になりそうです。
トランプ大統領は、各国に石油は自分で調達しろ、とまで言い放っています。

日本では原油はほぼ採れません。
新潟や秋田でごく微量の産出があるのみです。
一方で石炭に関しては国内の炭鉱は全て閉山されていると思ったら、北海道釧路市では今も採掘されています。埋蔵量は相当多いとのことです。

映画「汽車屋」では、高倉健さんが主演し、共演の志村けんさんが流狼の炭鉱夫を演じ、事故で命を落とすシーンがありました。炭鉱は落盤、火災、ガスなど事故が絶えなかったのです。しかし現代では採掘の機械化により安全性が保たれているようです。

北海道には石炭を用いた火力発電所があります。
釧路の石炭は、この発電所で使用されています。
石炭の自給率も原油同様に低く、ほぼ海外産に頼っていますが、それは価格が安いからであって、国内にはまだまだ産出の余地があるようです。

石炭火力は温暖化への懸念があります。
しかしながら日本の技術は革新的で、今ではバイオマスを併用することで、液化天然ガスを用いた火力発電所と同等の二酸化炭素排出量に抑えることに成功しています。

原油はプラスチックの元になるナフサを精製するのに必要ですから、全く確保できないのでは困ります。
私が日々行う体外受精用の製品もプラスチック製品です。
原油から精製するガソリンについては、電力さえ確保できれば電車は動きますし、車も電気自動車(EV)は動きますから、代替できそうです。
車の二酸化炭素排出量が減ることを差し引けば、石炭火力で多少増えても相殺されるのでは、と思ってしまいます。

石炭火力の活用を含め、エネルギー安全保障について、さらに議論が深まることを願います。