先週末より始まった米国、イスラエルによるイランへの攻撃。
イランから中東諸国の米軍基地への反撃。衝撃のニュースです。
イランの核開発が進み世界への脅威が増しても困りますが、それを力づくで抑え込もうとする米国。
さらに宗教的な対立もあって、イスラエルとはこれまでも衝突してきました。
イスラエルは世界で唯一のユダヤ人国家で、米国はもっとも多くのユダヤ人が暮らしていますので支援関係になります。
1980年代に反米政権となったイランですが、過去には対イラク戦争、大国サウジアラビアとは対立し、独自の外交自治を貫いてきました。
地理的にはペルシア湾に面し、原油の輸送を担うホルムズ海峡を有するため、紛争が起こると必ず原油価格に影響が及びます。
国には主権があるため、他国が干渉することは国際法で認められていませんので、今回の米国、イスラエルによる攻撃の解釈は外交専門家に委ねますが、原油輸入国の日本は、あらゆる面でさっそく大打撃を受けています。
日本は中東の石油開発においてプラント建設など多くのインフラに貢献した歴史があります。
また、同じアジア人として友好的な関係性があり、一般的に日本人は同地域に於いて敬意をもって接して貰えます。
そのため、湾岸戦争でイラクに日本人が人質とされた折にも危害は及ばず、アントニオ猪木参議院議員がフセイン大統領に直談判して解放されたことは有名な史実です。
しかしながら近年の日本は親米傾向が強く、西アジア諸国との関係性に歪みが出ているように思えます。
本来なら、アメリカとイランの核協議に並行して、日本として先んじて仲裁に動いても良いはずです。
あの安倍晋三ですら、イランとは日本の立場を説明しつつ平和維持に向けて核開発を行わない言質を得たのです。
他国では、フランスはこのような混迷に至ると必ず和平の場に現れます。
「格好つけ」た振舞いが得意なのです。さっそくペルシア湾に空母を送り込みました。
G7は北米2カ国、欧州4カ国、そして唯一のアジアに位置する日本です。
地政学的にも、宗教的政策的にも中立を保てることこそ、日本が果たすべき役割に思えます。
日本の湘南という遠く離れた穏やかな場所で不妊治療に専心する私としても、平和が訪れることを祈るばかりです。