私の世代は、9月15日が敬老の日としてお馴染みでした。
9月の第3月曜日に移動し今年は5連休中となり、行楽シーズン、お出掛けに重なります。藤沢市、鎌倉市など湘南は混雑しそうです。
ご老人を敬う気持ちを忘れないように心掛けたいですね。
ただ、9月15日は、「老人の日」として法律に定められています。
日本の100歳以上の人口が10万人を超えたそうです。
女性が9割ほど。そう、女性の方が長生きです。
理由はいろいろありますが、女性ホルモンのエストロゲンが作用していることはよく言われます。
若さだけでなく、骨密度を保つ作用もあります。
私が小学生の頃、男性の平均寿命は72歳でした。卒業文集に各自の未来年表を載せられましたが、同級生の200歳まで生きるなどの絵空事を横目に、72歳で終身という現実的な未来を見据えていました。可愛げのない子どもですね。
今は男性が83歳。10歳くらい長生きできそうです。
女性は89歳ですが、年齢別でいちばん多く亡くなるのは93歳です。
つまり大きな病気をしなければ、91〜95歳まではふつうに生きられます。
そうすると、寿命が伸びた分だけ閉経後の時間が長くなります。
80歳代以降の健康寿命を保つ意味でも、私は日常の診療の中で、更年期ころよりホルモン補充などの治療を勧めています。
少し前に、老後2000万円問題がありました。
年金だけでは死ぬ前に生活費が尽きるというものです。私は父が高齢者施設に移ったときに、おむつ替えが1回増えるたびに、けっこうな金額を別途請求されるのを見て、はじめて意味が分かったのです。終活にはお金がかかるのです。
介護施設で働く方には感謝ですが、年金制度とともに介護保険制度はすでに破綻しています。
高齢化社会には、支える若い世代が必要です。
私の不妊治療の成否は、いずれ老いて行く自分の身に降りかかってくるので、いっそう力が入ります。