今夏は昨年に比べると、暑い日もありましたがここ藤沢市は猛暑とはならず、まずまず過ごしやすかったように思います。
もちろん、日本は東西南北に長く、地域によっては過酷な暑さや豪雨に苦しんだ地域もあり、さらに地震や洪水などもあって、被災地の方々にはお見舞い申し上げます。
暑い時期にも多くの患者さんが不妊治療に取り組まれました。
7、8月は、夏休みでお出掛けの方も多く、治療をお休みする方もいらっしゃいますが、その時期を治療に利用する方も多いです。
引き続き、この8月も体外受精妊娠率は50%を超えています。暑い季節は夏バテ、食指の不振は起こりますが、私は暑さは生殖医療への影響は無いものと考えています。
では、季節による妊娠率の変化はあるのか、少し気になるところです。
日常の診療では、患者さんの排卵を確認しますが、春の暖かくなってくる時期、そして夏の暑い時期は、私が予想するより少し排卵の勢い強く、卵胞の発育が早いように感じます。
逆に、寒くなってくる晩秋から冬の間は、排卵の時期が遅れがちに思えます。
人間はいつも体温は一定に保たれますが、やはり外気温に対して、生殖を司る臓器は相応に影響されるのだと思います。身体が温まると子宮や卵巣への血流が増え、逆に冷えは血流を抑制するのでしょう。
晩秋で急に寒くなった時期に、やや妊娠率が下がった年があったことを覚えています。
こういった細かいところに目が行き届くよう、長年の経験を活かして不妊治療の最適化を図っています。
これから秋冬に向かいます。
日照時間が短くなり、バイオリズム、活動性が下がりやすい季節になりますが、治療成績を保てるよう策を講じてまいります。漢方薬やサプリメントは有効です。
本日の内容は、やや私の主観が入っておりますので、患者さんの皆さまはあまり気にし過ぎないようお願いします。