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卵子凍結のおはなし

3月になりました。
三寒四温、春に歩みを進めます。

本日は「卵子凍結」のお話です。

3年ほど前より東京都民限定で若年、未婚女性への卵子凍結の補助が始まりました。
もっと前には千葉県浦安市でも補助がありましたが、このところ湘南レディースクリニックでもご希望の方が多くいらっしゃいます。

卵子凍結とは、女性の卵巣に存在する卵子のもとになる原始細胞を、排卵誘発剤を用いて成熟させ、卵巣から卵子という形で取り出して冷凍保存する技術です。
では、どういう場合に卵子凍結を行うか、といえば主に2つの場合が該当します。

一つは、いますぐの妊娠希望は無いが、将来の妊娠に備えて若い時期に、元気な卵子を取り出して保存し、希望する時期にその凍結卵子を用いて妊娠を目指す場合です。
仕事に専念したり、海外への留学など、社会的な事情によるものです。

もう一つは、近い時期に抗がん剤や免疫抑制剤を用いるような治療、放射線治療を行う場合など、薬剤や放射線の影響で卵子が傷ついてしまうため、あらかじめ体外に取り出して保存するものです。
さらには、もともとの卵子数が少なく、将来に妊娠を希望する時期までに卵子が枯渇してしまう場合に、早めに確保しておくものです。
これらは、医学的な事由にあたります。

私どもは藤沢市、湘南でもっとも早く体外受精に成功しただけでなく、卵子凍結も早くから実施してまいりました。

若年での乳がんの患者さんに、卵子凍結および受精卵を作成して保存し、がん完治後に妊娠させ喜んで頂いたことを覚えています。

最近になり私が気にしていることがあります。
月経痛や避妊を目的に、いわゆるピルを希望される若年の女性が増えています。この中に若くして卵巣が小さく縮み、原始卵胞が極端に少ないと感じる患者さんがときおり見受けられます。
他院で見落とされている患者さんも多いです。
診療の際には、積極的にお声がけさせていただき、卵巣機能をチェックしています。

さて、気になる費用ですが、私どもは若い女性が行う治療ということを念頭に保険診療に準じて金額を設定しています。

神奈川県、湘南、藤沢市には助成制度はありませんが、東京都内や神奈川県内の医院より適価で卵子凍結を行えますので、ぜひ当クリニックまで相談ください。