遅くなりましたが、2025年に当クリニックで行いました体外受精の治療成績が出ました。
本年は、患者さんの総数、治療数は多くは無かったのですが、いわゆる妊娠率は過去最高を記録しました。
全体の胚移植あたり妊娠率は、64.3%
39歳以下の方の妊娠率は、76.5% でした。
これだけ確率よく妊娠していただくことができた原因を幾つか挙げてみます。
まず、卵巣の状況が悪くない患者さんに恵まれたこと。
私どもは、採卵を行う前の準備周期をとても大切に考えています。
そこを丁寧に取り組めたことは効果的であったと考えています。
次に、良い受精卵をマネージメントできたこと。
この場合、PGT-Aという選別以外のところでも、初期胚移植、新鮮胚移植を適切に行い、患者さんにとって良い選択を提供できたことと思います。
3つ目に、他院で不成功後の転院患者さんが多かったこと。
私どもは、わりと全国各地及び少々遠方から患者さんにお越しいただいております。
良い施設に恵まれない西湘、湘南地域、さらに東京都内、もっと遠くの東海地方、遙か遠く九州からもお越し頂きました。
そうすると、転院される患者さんにはそれだけ不成功データがあるのです。
それを活用したことで、私どものオリジナルな発想を加えて、好結果を齎せたものと思います。
ぜひ私どもの手法で良い結果を提供できれば幸いに思います。
一方で、私どもでも苦戦される患者さんも、もちろんいらっしゃいます。
妊娠率はあくまでも着床して妊娠したものであり、受精卵次第で育たないこともあります。
一人でも多くの方に良い結果を齎せますよう、引き続きスタッフ全員で努力させていただきます。