続編です。
そもそも原子力は、核分裂または核融合の際に生み出される巨大なエネルギーです。
これは科学なのです。科学者が探究を重ねて得た叡智です。
もし日本で原発が無くなれば、この分野を研究する若手の研究者はいなくなります。
原発を動かす技術者も不要になります。
福井県や青森県には工業大学があり若者が勉学研究に勤しんでくれています。
もし将来にどうしても原発が必要な時が訪れたとき、研究も技術もそして人も無くなって良いでしょうか。
東京電力では原発事故以来14年ぶりの稼働です。
当時原発を動かした技術者が仮に30歳だとすると、今は44歳です。このままあと10年とか放っておけないです。技術の伝承が必要なのです。再稼働5時間で案の定トラブル。止まってしまいました。早くも放置した弊害でしょうか。
もう一つ大切なことは、原発の技術は核兵器に応用できることです。
日本には非核三原則がありますので、転用は現実的ではありません。
ただ考え方としては、かつて火薬が工事用のダイナマイトに使われたのちに火力兵器に応用されたことと同じなのです。
世界で唯一の被爆国ですので、核技術が平和利用のみに限定される世界になることを望むばかりですが、一方で他国との技術格差に乖離があっても困ると感じるのです。
福島での原発事故の処理は、まだまだ長い道のりです。
私たちは毎月の電気料金に後片付けの費用を上乗せして支払っているにも関わらず、遅々とする現実から目を背けたい課題ですが、次世代への責任という意味からも関心を持ち続けていかなければなりません。
選挙が始まりますね。
政治家には原発エネルギー政策を正直に語ってもらいたいと思います。