産科

妊婦健診

妊婦健診

妊娠初期

月経予定日に月経が無いとき、妊娠判定薬で妊娠を確認します。
妊娠が確認されたら妊娠初期検査として、超音波検査、子宮頚部がん検診、血液検査を行います。
妊娠初期では、子宮筋腫や卵巣腫瘍といった合併症、流産、子宮外妊娠、双胎、奇胎など、異常な妊娠についての鑑別が必要です。
また、正常な妊娠であっても流産の危険性が8~15%であり、ホルモン補充療法や免疫学的治療が必要な場合があります。
当院では流産予防に重点を置き、医学的適応によって適切な治療を行います。
また、妊娠すると悪阻(つわり)が現われます。食欲低下が強く体重が減りすぎるとき、脱水症状を起こす場合などは適宜点滴や処方を行います。
妊婦健診は1〜2週間ごとになります。
当院では助産師が保健指導を行っていますので、心配な点についてはお気軽にご相談ください。

妊娠中期

妊娠4ヶ月を過ぎると妊娠を維持するホルモン状態が安定しますので、妊婦健診は4週ごとになります。
出生前診断として、希望者には先天的な遺伝子異常症、ダウン症などが分かる羊水検査を行っています。
妊娠15週〜17週に予約制で行います。
詳細は診療で医師より説明しますので、ご希望の方はご相談ください。
当院では22週まで妊婦健診を行いますが、ご希望や分娩予定施設の許可がある場合には、それ以降の健診も対応いたしますので、診療の際に申し出て下さい。
また、不妊症治療後の妊娠、不育症のため引き続き治療が必要な場合には、当院での妊婦健診を行います。

妊娠後期

妊娠28週(妊娠8ヶ月)では、赤ちゃんの重さは1kgになりますので、お腹も重くなり目立ってきます。
切迫早産や妊娠高血圧症のような合併症などがないかどうか、注意深く健診を行っていきます。
妊婦健診は2週ごとに行います。
妊娠32週以降は、分娩予定施設での健診となりますので、診療情報提供書、紹介状をお渡しします。

妊婦健診スケジュール

初診~12週: 1~2週間ごと
13週以降:4週間ごと
22週以降:2週間ごと
※分娩施設に応じて紹介状をお渡した後、移動して頂きます。
※里帰り分娩の方は、分娩施設の許可があれば32週まで健診を行います。

羊水検査

出産の高齢化に伴い、赤ちゃんの出生前診断を希望される方が増えて います。
当クリニックでは、希望される妊婦さんに妊娠14~17週でダウン症な どの染色体異常症を診断できる 「羊水検査」を行います。
腹部に針で穴をあけるため、血管や腸管を傷つけるリスクや感染症のリスク、1%程度の流産リスクがあります。
当院ではこれまで400件以上検査を実施してまいりました。
なお、クアトロマーカー検査は、辻堂分院で行っております。羊水検査に先んじて希望される方は、診療の際にお申し出ください。

出産後のサポート

出産後は、当クリニックの助産師が、「湘南ママの部屋」で母乳相談や 育児相談、栄養指導などを行います。出産前に引き続き助産師がサポー トしますので、不安なことがありましたらささいなことでもご相談ください。

医療連携紹介

特に異常を認めない妊婦さんは、近隣の分娩を扱う施設へ紹介いたします。基本的に、患者さんの希望に応じます。藤沢市内の分娩を扱う5施設は、いずれも信頼できる素晴らしい先生方ですので、安心して依頼させていただいております。

藤沢市

愛児レディースクリニック (湘南台)
湘南鵠沼産婦人科(片瀬)
宮川医院(本鵠沼)
吉田クリニック (大庭)
藤沢市民病院(藤沢)
湘南藤沢徳洲会病院(辻堂)

茅ヶ崎市

茅ヶ崎市立病院
みうらレディースクリニック

平塚市

前田産婦人科
小清水産婦人科
平塚市民病院
ひまわりレディースクリニック

鎌倉市

湘南鎌倉総合病院
矢内原医院

大和市

会沢産婦人科
愛育医院

座間市

シロタ産婦人科

横浜市

国立横浜医療センター(戸塚区)
フォレスタヴェルデ(都筑区)
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院(旭区)
サンマタニティクリニック(磯子区)
横浜栄共済病院(栄区)
済生会横浜市南部病院(港南区)
新横浜母と子の病院 (港北区)

出生前診断

出産の高音化に伴い、赤ちゃんの出生前診断を希望される方が増えて います。
当クリニックでは、希望される妊婦さんに妊14~17週でダウン症な どの染色体異常症を診断できる 羊水検査」を行います。
腹部に針で穴をあけるため、血管や腸管を傷つけるリスクや感染症の リスク、1%程度の流産リスクがあります。
当院ではこれまで400件以上検査を実施してまいりました。
なお、クアトロマーカー検査は、辻堂分院で行っております。羊水検査 に先んじて希望される方は、診療の際にお申し出ください。