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シャボン
シャボン

先週より大きくニュースになりましたが、日本として武器を輸出できることが閣議決定されました。
1976年に当時の宮沢喜一外務大臣、のちの総理大臣ですが、国会答弁で、日本は武器を輸出して外貨を獲得するほど落ちぶれていない、と述べています。
宮沢喜一さんは、被爆地の広島出身であり、平和への意識は誰よりも強かったのでしょう。

この政府見解から大きな転換になります。
高市首相は、50年を経て時代の変化を強調しています。

確かに、国際情勢も、日本では自衛隊の任務も大きく変化しており、武器を取り巻く状況は刻々と変わっています。それでも、殺傷力を持った武器の輸出は賛否が分かれるところです。

一方で経済学的観点では、日本の貿易統計、輸出品を見ると、長きにわたり自動車が第一位。藤沢市は自動車産業が盛んです。
上位は半導体関連や工業機械類といった常連のものばかりです。
一昔前は、いわゆる家電が上位でした。液晶テレビは海外の安い製品に押され、国内メーカーはほぼ撤退しました。

輸出品として原発の売り込みは、原発事故を抱えた国としてブレーキがかかり、国家的プロジェクトだった中小型ジェット機MRJの開発は失敗に終わりました。新たな展望としては高速鉄道すなわち新幹線くらいでしょう。

かつて日本は世界に誇る「物作り大国」でした。
しかし今の日本には、もう優位性をもって世界に売る物が無いのです。
つまり宮沢喜一さんの言うところ、落ちぶれたのです。

私たちは現実を受け入れるしかありません。

話は変わりますが、私は医療、その中で不妊治療、体外受精を担当していますが、この技術、成功率は世界に誇れるものです。
日本には医療技術という大きな「武器」があります。それを輸出する時代、私が輸出される時代が来るかもしれません。