不育症
不育症とは?
2回以上の流産を繰り返す場合、流産の原因を検査する必要があります。
3回以上流産を繰り返す習慣流産には、いくつかの原因が知られています。当院では、習慣流産の原因に応じ て、ホルモン補充療法、抗凝固療法、また特に免疫失調による習慣流産に対して、夫リンパ球免疫療法を行うことができます。
この治療に関しては、私が聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターにおいて研究員として、長く基礎研究を行ってきた領域であり、高度な専門的知見により、患者さんの治療に取り組みます。
不育症の治療
- 抗凝固療法
- 妊娠成立より速やかにヘパリン注射を行います。
- 薬物療法
- 膠原病類似疾患およびその関連因子の陽性者には、アスピリン、ステロイド、柴苓湯を使用し、因子の低下を促すことで、妊娠の継続を図ります。
- 免疫療法
- おもに原因不明の習慣流産患者に対して、夫婦間の免疫学的相性を考慮し、減感作的な意図で免疫学的治療法を行います。感染症の無い夫の血液中からリンパ球を抽出し、習慣流産妻の皮内に注射していきます。
- 治療期間は約4ヶ月で、治療効果を確認して、次回の妊娠を勧めます。

